2017年07月の酒店日記

からり芋の醸造を手がけるのは芋焼酎の本場・鹿児島県日置市の小正醸造日置蒸溜蔵です。明治16年創業、120年を超える伝統蔵元である小正醸造の伝統の技と魂は、からり芋の美味しさにもしっかりと生かされています。からり芋は蔵元の技術と原料に特にこだわっています。芋はすべて契約農家の方の畑で獲れたものです。その土は幾度も深く耕やされ、日光をしっかり浴び、酸素をたっぷり含んだ健康な土です。そして畑ごとに最適な肥料を施すなど、よい焼酎造りのために畑作りからはじめています。原料に使われる芋は、鹿児島県産の黄金千貫(こがねせんがん)100%です。契約農家の方が芋成熟時期を見きわめて収穫、翌日には蔵元へと運ばれます。焼酎の出来を左右する芋の「旬」、そして「鮮度」にしっかり気を配っています。蔵元に運ばれてきた芋を、まずチェックします。そして、洗浄時に傷んだ部分を一つ一つ手作業で丁寧に除去していきます。良質な黄金千貫のさらに良いところだけを厳しく選別して、原料に使用しているのです。麹は白と黒の2種類を使用しています。さらに、独自の蒸留器を用い芋本来の風味を残してきれの良い後味に仕上げました。水は、シラス台地でろ過された蔵の地下水を使っています。旬の風味と香りをどうぞお楽しみ下さい。

更新日時 : 2017年07月07日
カテゴリ : 日本のお酒

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