現在世界で最も有名なシェリー・メーカーであるゴンザレス・ビアス社は、1835年当時若干23歳だったマヌエル・マリア・ゴンザレス・アンヘル氏によって創業されました。ティオ・ペペとはスペイン語で「ペペ叔父さん」という意味、マヌエル・マリア・ゴンザレスの叔父、ドン・ホセ・アンヘル・デ・ラ・ペニャのことを指しています。ペペ叔父さんこと、ドン・ホセは、シェリーの利き酒の名手であり、甥のマヌエル・マリアを助け、ゴンザレス社の数あるワインの中から特に高品質なドライシェリーの樽を厳選していました。マヌエル・マリアは、叔父が興味を示しそうなシェリーの樽にあらかじめ「ティオ・ペペ(ホセ叔父さん)のために」と記したといい、このことからゴンザレス社の従業員全員が、このドライシェリーを「ティオ・ペペ」と呼ぶようになりました。ゴンザレス・ビアス社の自社畑の、石灰分の含有量の多い真っ白な土壌で育ったパロミノ品種から造られる辛口シェリーが、ティオ・ペペです。淡く黄金色に輝く優雅な色合いに、シェリー特有の香りが特徴です。世界のレストランで、食前酒の定番として、また魚介類など料理を彩る辛口ワインとして選ばれています。2~5°Cにしっかり冷やして楽しんでください。
更新日時 : 2017年03月31日
カテゴリ : 世界のお酒
明治時代に和歌山県の旧・上南部村(現・みなべ町)で高田貞楠(さだぐす)が果実の大きい梅を見つけ、高田梅と名付けて栽培し始めました。1950年に「梅優良母樹種選定会」が発足し、5年にわたる調査の結果、37種の候補から高田梅を最優良品種と認定しました。調査に尽力したのが南部高校の教諭竹中勝太郎(調査委員長、後南部川村教育長)であったことから、高田の「高」と「南高」をとって南高梅(なんこうばい)と名付けられ現在に至ります。この南高梅が和歌山県を梅国内生産量6割に導きます。この紀州和歌山県産の南高梅を原料にした梅酒と国産の緑茶を使用して造った健康志向の梅酒が紀州緑茶梅酒です。緑茶は、タンニンやカテキンを多く含むため、健康志向の方にぴったりです。 緑茶の爽やかな渋みと梅酒独特の甘み、それに南高梅の酸味とが絶妙にバランスのとれた梅酒です。 すっきりと飲みやすく、お料理との相性が抜群の味わいに仕上がっています。一度はお楽しみください。
更新日時 : 2017年03月24日
カテゴリ : 日本のお酒
1975年、フランスのペルノ社(1805年創業)とリカール社(1934年創業)の合併によりペルノ・リカールは誕生しました。ペルノ・りカールの主力ブレンディッドスコッチウイスキーは、シーバスリーガルですが、その中に日本人のためのウイスキーがあります。シーバスリーガル ミズナラは、マスターブレンダー コリン・スコットが日本のウイスキーファンのためにブレンドした特別なスコッチウイスキーです。 芸術的な日本の伝統文化と日本のウイスキーづくりへの賞賛を込め、厳選されたモルトウイスキーとグレーンウイスキーを日本原産の希少なミズナラ樽でマリッジして仕上げたのが、シーバスリーガル ミズナラです。オレンジと西洋ナシの甘いフルーティーさに、クリーミーで甘いタフィーと、微かなナッツの香りが重なっています。全体に繊細な味わいで、驚くほど甘くてなめらかです。熟した西洋ナシと蜂蜜、オレンジ風味の砂糖菓子の味わいに、微かなリコリス(甘草)の風味が加わります。バランスよく、なめらかで、長い余韻を楽しめます。ご一献あれ!
更新日時 : 2017年03月17日
カテゴリ : 世界のお酒