明治27年(1894年)、日清戦争の年、熊本県球磨郡で豊永酒造は創業しました。球磨地方は四方を九州山地に囲まれ、その山々を切り裂く急流球磨川が流れる霧深い山郷です。澄み切った空気、清らかな水、肥沃な大地が球磨の財産です。豊永酒造はその恵まれた環境の中で自家田を持ち、16軒の契約農家と共にオーガニック農法(無農薬・無科学肥料の農法)を実践し、米作りをしています。豊永酒造の焼酎はこのオーガニックの米から誕生します。豊永酒造の使命は球磨のすばらしい自然を守り、皆様に安心で安全、そして美味しい焼酎を提供していくことだと考えています。豊永蔵樽囲いは、スペイン産シェリー樽に5年貯蔵して円熟させた限定品です。スモーキーな香りとまろやかさが特徴で、これが米焼酎かと驚かれるでしょう。本格焼酎のシングルカスクです。なお、シングルカスクとは、一つの樽のウイスキーだけを瓶詰めしたもので、普通はウイスキーで言われますが、豊永蔵樽囲いは米焼酎をウイスキーと同じ手法で瓶詰めしたものです。これが米焼酎かと驚かれることでしょう!
更新日時 : 2016年12月30日
カテゴリ : 日本のお酒
9世紀フランク王国のカロリング朝のカール大帝が、「新酒ができると、街道筋にぶどうの葉などを吊るし、新酒の出来たことを知らせて飲ませよというワイン居酒屋の規定(シュトラウスヴィルトシャフト)」を定めました。現在もその習慣はDer Neueとして受け継がれ、その年の新酒が誕生すると待ち焦がれていたライン川流域の人々により楽しまれています。デア・ノイエ2016は、11月1日に解禁されました。ドイツのライン地方ラントヴァインで、ロマヌス・ケラーライ社がミュラートゥルガウ種主体の甘さを抑えた爽やかでフレッシュな酸味が魅力的な、フルーティ&エレガントなやや甘口白ワインがデア・ノイエ2016です。しっかりしたコクで口当たりが優しい癒し系ワインです。ご賞味あれ!
福岡あさくらの老舗蔵元篠崎は、江戸時代後期清酒製造業として創業しました。三連水車が回る福岡県朝倉郷は、名だたる穀倉地帯です。この台地の実りと上質な水、職人の確かな技が日本酒造りの基礎となります。「国菊」は100年以上続く篠崎のブランドです。国菊のにごり酒は一切の火入れ(殺菌)をせずに壜詰しております。そのためお酒が生きており、出来立ての風味がお楽しみいただけます。生酒ですので、王冠にガス抜き用の穴をあけております。国菊のあまざけは米麹と米のみから糖化させたストレートタイプの飲料で、防腐剤・糖類は一切使用しておりません。国菊のあまざけは日本のヨーグルトとも言われ、麹菌には腸内環境を整え、免疫力を高める働きがあると言われています。また、必須アミノ酸やぶどう糖が豊富に含まれております。ノンアルコール飲料なので、小さいお客様からお年寄りまで幅広く飲用いただけます。