2018年10月の酒店日記

鹿児島市小松原にある東酒造は創業100 周年を迎えました。それを記念して七窪 NEXTを造りました。NEXT とはnanakubo excellent E の略称です。量産困難でさらに取扱いも難しいエクセレントE 型白麹を使用しています。NEXT とは「次へ」という意味も込められており、創業100 周年を迎えた東酒造が次の100 年への思いを込めて新たな気持ちで世に出す本格焼酎です。七窪 NEXT は従来の七窪のフルーティさ・飲みやすさを残しながらスッキリとした味わいをさらに追求しています。サイズは一升瓶と720ml です。商品の外観も一般的な和酒のデザインとは一線を画すものにするため、アートディレクターに蝦名龍郎氏を迎え、インパクトがありスタイリッシュなデザインでありながらお酒としての美味しさも感じられるデザインに仕上げています。

 

 

更新日時 : 2018年10月26日
カテゴリ : 日本のお酒

1485年、シェークスピアが極悪非道と言ったリチャード3世をボズワースの戦いでヘンリー7世が打ち破り、紅薔薇のランカスター家が白薔薇のヨーク家の娘を妃に迎えるという形で薔薇戦争は終結しました。チューダー王朝の開始です。このヘンリー7世に、いち早く馳せ参じた国民義勇軍的存在の独立自営農民の集団、すなわちヨーマン・ウォーダーズ別名ビーフィーターがありました。ビーフィーターは18世紀半ごろまで親衛隊的に英国国王とその財産を守っていました。さらにロンドン塔に収監されている重要囚人を監視する大役まで任されるようになりました。、国王の護衛に当たる“ヨーマン”がヨーマン・オブ・ザ・ガードであり、ロンドン塔の看守が“ヨーマン・ウォーダーズ”です。その後はいずれも退役軍人組織に改編され、ロンドン塔が観光名所となった現在ではヨーマン・ウォーダーズは名誉職として主に観光ガイドなどの仕事をこなしています。ビーフィーターはロンドン塔の衛兵です。さて、ビーフィーター社創立者のジェームズ・バローは、その芳醇で力強い風味を持つ製品の名称に、屈強なことで知られたビーフィーターの名を採用して、ロンドン・ドライ・ジン、ビーフィーター・ジンを造りました。トウモロコシと大麦から蒸溜した蒸留酒をベースにして、ジュニパー・ベリーやコリアンダーなどで風味付けされています。成分の浸透のためにアルコール度数は最低40%以上です。1820年に初めて発売された時からそのレシピは変えられていません。

 

更新日時 : 2018年10月19日
カテゴリ : 世界のお酒

明治35年以来、高千穂酒造は焼酎造り一筋に励んでいます。さて、この度本格麦焼酎白麹高千穂は、iTQi(国際味覚審査機構)2018で 優秀味覚賞 2ツ星 を受賞しました。大麦の白麹100%で仕込んだ本格むぎ焼酎です。原料の特性を活かす酵母菌を使い、低温発酵で、ゆっくり旨みを引き出しました。柔らかさと甘さの相乗効果で、どんな食事とも相性がよく、いろいろな飲み方にマッチします。

更新日時 : 2018年10月12日
カテゴリ : 日本のお酒

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