ズブロッカとは、ポーランドの世界遺産「ビャウォヴィエジャの森」で採れるバイソングラスを漬け込んだウオッカです。バイソングラスは、野生のバイソンが好んで食し太陽光もまばらな森林の中で育ちます。世界遺産「ビアウォヴィエジャの森」に自生し、太古の昔から、力を与える神聖な草といわれ、アーモンドやバニラを思わせる芳香はとても珍重されています。グラスから抽出される淡いオリーブ色、柔らかな香りがズブロッカの大きな魅力のひとつです。ジュブルフカとポーランド語ではいうのですが、言いにくいため英語圏ではズブロッカと言うようになりました。青リンゴや桜もちを思わせる柔かな香りと、爽やかな飲み口が特徴です。およそ600年もの歴史を持つウオッカです。ストレートやロックでも美味しいですが、グラスに氷を入れ、ズブロッカ4分の1とアップルジュース4分の3を注ぎ、軽くステアすれば完成するアップルジュース割りやグラスに氷を入れ、ズブロッカ4分の1とアップルサイダー4分の3を注ぎ、軽くステアすれば完成するアップルサイダー割りなどもいかがでしょう。
更新日時 : 2016年10月22日
カテゴリ : 世界のお酒
秋の夜長に、ジャズかクラシックを聞きながら読書をというとき、ウイスキーかブランデーでもいいのですが、カルーアをベースにしたカクテルはいかがでしょう。1930年に、メキシコのベラクルーズでコーヒー栽培を営んでいたアルバレス兄弟が、地元の起業家ブランコの協力を得て作ったレシピが最初のカルーアです。1936年に化学者のモンタルヴォ・ララがアルバレス兄弟のアラビカ種の豆を使い、現在のカルーア・コーヒー・リキュールのレシピを作りました。さて、カルーア30ml、牛乳90mlを氷を入れたグラスに入れ、軽くステアします。そしてトッピングでインスタントコーヒーを小さじ1杯ふりかけます。ビター・カルーアミルクの出来上がりです。または、クルボアジェVSOPルージュ40ml、カルーア20ml、そして生クリーム20mlをシェークして小ぶりのグラスに注ぎます。カルーア・アレキサンダーの出来上がりです。美味しいからと言って飲みすぎにはご注意を!
更新日時 : 2016年10月21日
カテゴリ : 世界のお酒
鹿児島市内の東酒造は、大正4年(1915)の創立からもうすぐ100年の歴史を迎えようとしています。ただおいしいだけでなく、人に優しいものを造りたい。創業者である東喜内(きない)の「何事も自然が一番」という思いは、今でも変わることなく脈々と受け継がれています。七窪(ななくぼ)というのは湧水地の地名。湧き水が豊かな地として知られる鹿児島で、最適と選んだのがこの七窪という地にある湧水でした。鹿児島のシラス台地という天然のろ過装置から湧き出る水は、その清らかさと旨味から地元を代表する氷屋が選ぶほどの名水です。口中になめらかに広がる天然湧き水の甘みを生かすよう「七窪」は作られました。食事とともに楽しむお酒=食中酒は、料理の香りを邪魔しないよう押さえた香りであること、そして料理の味わいを引き出すものがよいと言われます。この本格芋焼酎「七窪」は食事を楽しむための焼酎を目指して、軽やかな丸みのある香りと舌の上にふわっと広がる風味を実現したものです。芋臭さやどっしりした味わいに象徴される従来の芋焼酎とは異なる味わいです。「七窪」はお魚、特に刺身や寿司との相性が抜群に良いとご評価いただいています。 その秘密は、 ① 繊細な魚の香りをじゃましない「軽やかな香り」、 ② 食欲をそそる「ふわっと広がる風味」、 ③ ひと口ごとの魚の味を引き立てる「キレのよさ」等 にあります。 創業百年となる焼酎蔵の歴史の中で培われた技と焼酎を愛する魂により生まれた七窪をご堪能ください。
更新日時 : 2016年10月14日
カテゴリ : 日本のお酒