1952年創業の那覇市の久米仙酒造は泡盛を生産していました。創業70年を機にウイスキーも生産していましたが、ブリュッセルのスピリチュアル世界大会で3つ星を獲得しました。
通常の樽は「チャーリング」という強火で炭化させる熱処理を行います。炭化が強いほどどっしりとした味わいのウイスキーとなります。
一方、久米仙酒造のホワイトオーク樽はワイン樽にも使われる「トースティング」という技術を使い、弱火でゆっくり樽内部を焦がしています。これは、お米由来の繊細な味わいを最大限引き出すための熱処理の方法です。
沖縄 ISLAND BLUE 43度は、ホワイトオークの新樽により貯蔵・熟成させたウイスキーです。「熟成し続ける・亜熱帯熟成」という希少な酒質をそのままに、新樽の華やかな香りとお米由来の自然な甘みを楽しめます。
【香り】
樽由来のバニラやマンゴーを思わせるトロピカルな質感。新樽のホワイトオークならではの上品かつ華やかなアロマ。なのにリンゴの果実酒のような爽やかさを感じさせます。
【味わい】
口に含むと同時に、アルコール43度の割に柔らかなアタック。次に、ハチミツの甘さ、ウッディなビター感が広がります。最後にお米由来のしっかりまろやかな甘みが追いかけてきます。後味はドライ。
炭酸割りにすると、お米の甘さが引き立つおいしいハイボールを楽しめます。
更新日時 : 2025年08月08日
カテゴリ : いろいろ
鹿児島県志布志市有明町の真ん中を流れる菱田川の両岸は、もともと水資源に乏しく畑ばかりで水田はほとんどなかったといわれております。そこで明治の頃から菱田川の水を上流で取水してこの台地に導き入れ広大な水田をつくろうと言う開田事業が始まりました。戦争や資金不足などきまざまな困難を乗り越えて昭和24年やっと完成を見ました。 この開田事業のおかげで火山灰質の台地が豊かな田畑になり黄金の穂並みが一帯に広がることとなりました。ちょうど開田事業が始まった頃、自分たちの手で自分たちが飲む焼酎をつくろうという機運があちこちで盛り上がりました。大正5年創業の丸西酒造もその一つです。この土地にはシラス層で濾過された甘く柔らかい菱田川の伏流水が豊富にあります。さらに開田事業のおかげで、良質のさつまいもが手に入るようになりました。
丸西酒造は、創業当時の仕込み甕をそのまま使い、蔵付きの酵母のお蔭もあつて昔ながらの手作り焼酎の伝統を守り続けています。
深海うなぎ黒は、黒麹で昔ながらの甕仕込で醸しています。濾過は最小限にとどめ、黒麹ならではのコクがあり風味豊かな味わいに仕上がっています。このラベルは、知的障害者福祉作業所の皆さんが牛乳パックを再利用した和紙で作られており、1本1本手張りで仕上げた特別限定商品です。
更新日時 : 2025年03月14日
カテゴリ : いろいろ
地中海性気候は温暖で乾燥しているので、ブドウの栽培に適しています。そのためスペインでは、古代ギリシアの植民都市の時代からワインが作られ愛飲されていました。その乾燥しているはずのスペインで最近温暖化のためでしょうか、洪水が続いています。
でも、ワイン造りは堅調ですし、おいしいスパークリングワインも沢山造られています。
今回は、カヴァ ムッサ ブリュット ロゼをご紹介します。これはカヴァのロゼです。ロゼとは、フランス語でバラ色のことで、ワインではピンク色のワインのことです。赤ワインと白ワインの中間的なワインです。カヴァ ムッサ ブリュット ロゼは、スペインの高級スパークリングで、キレの良い辛口のカヴァです。
パーティや家族団らんにお勧めです。