酒店日記

吉永酒造は「五郎じいさま」こと、故、吉永五郎氏が明治41年に鹿児島県本土の東、東シナ海に浮かぶ甑島(こしきしま)で創業しました。創業時から使用している甕壺を用いて、丁寧な焼酎造りを行っています。しょだいらべるふっこく少量限定品の紅五郎(べにごろう)を紹介しましょう。今年の紅芋仕込みで使用したサツマイモの品種「高系14号」は、肥大性に優れ、早掘りが可能で、貯蔵性が非常に高い芋で加工用として優れています。果皮は赤みが強くやや厚みがあり、生イモの果肉はクリーム色をして粉質。糖度が高く、加熱すると黄色くホクホク感のある甘い芋になります。収穫時期は9月上旬頃から11月。2ヶ月ほど貯蔵したほうがデンプンが糖質に変わり甘みが増し美味しくなるサツマイモ品種です。これに手打佐ノ浦湧水「蛍水」と黒麹で造られたのが紅五郎です。旨いですぞ!

更新日時 : 2019年10月11日
カテゴリ : 入荷情報,日本のお酒

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