梅生産量日本一の紀州の南高梅よりも、2番目の白加賀の方が古いですね。加賀藩邸に植えられていた白梅、通称「加賀の白梅」が後に「白加賀」と呼ばれるようになったという説がありますが、実話かどうかは定かではありません。江戸時代から関東地方を中心に栽培され、国内梅栽培の主要品種の一つであります。耐病性は強いですが、貧産性であり、さらに収量の年次変動が激しいという難点があり2位に甘んじています。花は白の一重、果実重25~30gです。雄性不稔性のため受粉樹が必要であり、また他品種の受粉樹には使えません。さて、白加賀でつくった梅酒は、群馬県榛名山麓で育てた梅の名品「白加賀」を100%使用しています。甘みと酸味のほど良いバランスが特徴で、ロックはもちろん、ソーダ割りやカクテルベースなど、様々な飲み方でお楽しみいただけます。健康にも良いですよ。
更新日時 : 2018年03月30日
カテゴリ : 日本のお酒