1804年に生まれた世界的に人気のあるラム酒の銘柄がレモンハートです。日本においても人気が高い銘柄であり、同じ名前の「BARレモン・ハート」という漫画の名前にもなっています。少し古いですが、大変面白い漫画です。レモンハートとは人名であり、18世紀初頭からイギリスのコーンウェル地方で、ハート家は砂糖やラムの交易を西インド諸島と行っていました。そして大きな利益を得ると同時に大きな信用を獲得し、1780年に英国海軍へのラム納入業者第一号に指名されることとなります。それから後拠点をコーンウェルからロンドンに移した際に、自分の名前を冠したラム酒を納入するようになったことから創業が1804年となっています。一度生産が中止されたことがありますが、現在はカナダで作られており、ラベルが変わり旧ボトルとは違った味わいでラム酒が展開されています。レモンハートホワイトラムは、活性炭によってろ過して作られた無色のラム酒でカクテルを想定したラム酒です。優れたラム特有の甘い香りが特長です。アルコール度数は40度で使いやすいラム酒といえましょう。通好みのお酒です。
更新日時 : 2018年04月06日
カテゴリ : 世界のお酒