朝日酒造株式会社は、1830年(天保元年)新潟県長岡市で創業の蔵元です。1830年と言えば、フランスでは7月革命があった年、また大久保利通どんの生まれた年でもあります。当時「久保田屋」の屋号で親しまれました。この屋号を冠にした吟醸酒が久保田です。ついこの前まで地酒の代表と言えば、新潟の久保田と山形の出羽桜が双璧でした。最近海外でいろいろな賞ができ、いろいろな清酒に人気が移っていますが、やはり久保田と出羽桜は久保田と出羽桜です。今回は日々の食生活のお伴として久保田千寿を紹介しましょう。「食事と楽しむ吟醸酒」を目指し、香りは穏やかに、飲み飽きしない味わいに仕上がっています。口当りが柔らかく、冷やはもちろん、お燗にも適した吟醸酒です。
更新日時 : 2018年12月28日
カテゴリ : 日本のお酒