ロッホナガー蒸留所は1845年に創立しました。ヴィクトリア女王とアルバート公がここを訪れ、王室御用達の証”ロイヤル”の冠を授与された蒸留所です。スコットランドの老舗蒸留所では3番目に小さく、スコットランドのシングルモルトウイスキーの中で最も希少性の高い銘柄の1つです。今でも伝統的な開放式のマッシュタン(麦芽糖化槽)、蒸気加熱の蒸留器、ワームタブ(蛇管型冷却装置)を使用し、そのモルトウイスキーにハイランドモルトの際立った特長を与えています。最初は甘く、しかしすぐにピリッとした酸味が追いついてくる心地よい味わいです。後味はさっぱり。魅惑的な白檀の香りが尾を引くやや長めの余韻があります。
更新日時 : 2019年03月08日
カテゴリ : 世界のお酒