酒店日記

1980年代、国鉄が「ディスカバージャパン」のキャンペーンを展開しました。その一つが地酒ブームのさきがけ「越後三梅」といわれた清酒です。越後三梅とは、越乃寒梅(こしのかんばい)、雪中梅(せっちゅうばい)、そして峰乃白梅(みねのはくばい)です。今回紹介する峰乃白梅酒造の蔵の歴史は、寛永年間(1624~1643年)に遡ります。徳川幕府は3代将軍家光の治世です。この頃、越後三根山藩に酒を献上したとの記録が残ることから、じつに新潟市で380年にもわたって酒造りをしてきたことがわかります。さて、峰乃白梅純米吟醸は温長期醗酵により、酸度の少ないきれいな酒に仕上げられています。スッキリとした口当たりの良さと、吟醸香特有の上品で果実のような香りが楽しめます。秋刀魚の塩焼き、里芋の煮つけなどとよく合います。五百万石を使用しています。スーと飲めますよ。

更新日時 : 2019年10月25日
カテゴリ : 日本のお酒

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