鹿児島県志布志市有明町の真ん中を流れる菱田川は県内で二番目に大きい川です。しかし両岸の蓬原地区と野井倉地区はもともと水資源に乏しく畑ばかりで水田はほとんどなかったといわれております。そこで、馬場藤吉、野井倉甚兵衛両氏の主導で開田事業が始まり、戦争や資金不足などきまざまな困難を乗り越えて昭和24年やっと完成を見ました。 ちょうど開田事業が始まった頃、自分たちの手で自分たちが飲む焼酎をつくろうという機運があちこちで盛り上がりました。丸西酒造が作られたのもその頃大正5年(1916年)です。
志布志市有明町蓬原のサツマイモ生産農家【上迫農園】さんの手掛けた【紅ハルカ】を100日以上トンネル内で熟成させ、でんぷん質が糖分にかわり、最高の状態になったタイミングで丸西酒造へバトンタッチし、見事に最高の焼酎へと造り上げたのが今回ご紹介するベニハルカです。 味わいは甘く、香りは芳香です。
更新日時 : 2020年08月28日
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