榊莫山(1926年~2010年)は、小学生で書に目覚めました。戦後初めての正倉院展で、長蛇の列に並ぶも時間切れで門前払いを食い、その体験を機に本格的に書を学ぶことになりました。20代で書道界の最高賞を次々と受賞しましたが、伝統と権威を重んじる書道界を32歳で退き、すべての肩書を返上しました。以来、無所属を通しています。「人皆直行、我独横行(人は皆まっすぐ進むが、自分は一人、横に行く)」を座右の銘にしていました。右の「よかいち」の書は、榊莫山が、よかいちの味に惚れ込み、みずから筆を執ったものです。宝酒造は、樫樽でじっくりと熟成させることで生まれる琥珀色の輝きのある贅沢な造りの本格麦焼酎を琥珀のよかいちと名付けました。芳醇な香りと麦ならではのスッキリまろやかな口あたりです。ロック、ハイボール等でお楽しみください。
更新日時 : 2017年07月21日
カテゴリ : 日本のお酒