九州山地に囲まれる日田は、江戸幕府の天領でした。そのため、年貢が軽く、独特の豊かな文化や産業が育ち、九州の小京都と呼ばれていました。松の老い木がある老松(おいまつ)神社の泉より湧き出る清浄な水を酒造りに使った老松酒造が創業したのは寛政元年(1789年)のことでした。老松酒造は、1970年より、粕取焼酎の樽熟成、、また遠赤外線による熟成、原材料の選別、蒸留方法及び冷却濾過などの技術、樽の積み換えなど、様々な組み合わせのテストを行い、深みのある落ち着いた熟成焼酎を醸し続けています。その技術を使った閻魔シリーズの麦焼酎は赤閻魔が2010年から2014年までモンドセレクション最高金賞を受賞しています。さて、今回ご紹介するのは、極上閻魔、今年の8月にリリースされました。自然豊かな環境の中で、5年前後熟成した薫り良い原酒と25年以上樽熟成した原酒をブレンドした長期熟成麦焼酎です。やわらかでふくらみのある味わいと上品な樽の風味、また心地よい余韻を楽しめる逸品です。ロックや水割りでお楽しみください。
更新日時 : 2015年12月26日
カテゴリ : 日本のお酒
春先に搾られ、夏の間涼しい酒蔵でゆっくりと熟生の時を過ごし、木枯らしの吹き始める初冬に、満を持して出荷される、季節限定の逸品、大七生酛寒熟が入荷しました。日本酒度+2、酸度1.1と絶妙のバランスでさらっとした少し辛口に仕上がっています。特にぬる燗で飲まれると、少し寒くなってきたこの時期には、なにかホッとする温かさに包まれます。ぜひご賞味あれ!