南薩摩の錦江湾と桜島を望む海岸沿いにある宮ヶ浜は、明治の頃から焼酎造りを続けいている大山甚七商店のふるさとです。そこで造られる薩摩芋焼酎宮ヶ浜は、代々受け継がれてきた技と和甕(わがめ)、そして焼酎の原点である黒麹と新鮮で良質な南薩摩産さつま芋(黄金千貫)で丁寧に仕込みました。和甕ならではの豊かな香りと味わいを楽しめます。ところで、この大山甚七商店は呉服と布団(カクイわた)などを取り扱う傍ら、富久泉という銘柄の芋焼酎の製造販売を行っていました。それが、明治八年、芋焼酎の蔵元として創業した大山甚七商店です。ラベルをみれば、呉服店のセンスが溢れていることがおわかりになると思います。今は、スペースシャトル・エンデバー号の最終フライトに積み込まれた酵母と麹菌が、国際宇宙ステーションにおいて約16日間の宇宙滞在を経験し、無事NASAケネディ宇宙センターに帰還しました。その「宇宙酵母」と「宇宙麹菌」は「鹿児島宇宙ミッション実行委員会」参加蔵へと頒布される予定となっていますが、大山甚七商店は其の参加蔵です。これからどのような焼酎が生まれるのか分かりませんが、新しい挑戦をしています。宮ヶ浜は、この大山甚七商店の鹿児島限定商品です。
更新日時 : 2018年03月03日
カテゴリ : 日本のお酒