19世紀、フランスのブドウ栽培が害虫によって大きな被害を受けた際、遠く離れたチリにおいて、純粋なフランスの苗木が守られました。以降、フランスなどからブドウ栽培を求めて移住し、チリにはフランス風の豪華なシャトーが今でも残ります。また、チリが、ワイン主要生産国の一つであるスペインの植民地であったことも、チリにワイン文化を根付かせるようになりました。日本とチリは、2007年にEPA(経済連携協定)を締結し、そこから2019年まで、段階的に輸入関税をゼロにする取り決めをしました。それ以来、安くて美味しいチリワインの輸入量は増え続けています。今回ご紹介するアラメダ・シャルドネは、爽やかなフルーツの味わいでバランスの良いチリの白ワインです。手軽にランチなどで飲まれるには、最適でしょう。
更新日時 : 2018年02月23日
カテゴリ : 世界のお酒