福岡市の近郊糸島で安政2年(1855年)白糸酒造は創業しました。吊るした酒とこうじの入った袋を、ハネ木と呼ばれる巨大な木を使って酒を搾る「ハネ木搾り」は全国でここ一軒のみに残る製法です。毎年春に行われる新酒搾りと蔵開きはテレビにも放映される糸島の風物詩です。
酒蔵はその名のとおり白糸の滝の下流に位置し、清らかな水と周囲の田んぼで作られた山田錦から生まれる酒は、雑味が少なく、まろやかな口当たりと芳醇な香りが特徴です。さて、白糸(しらいと)55純米吟醸は福岡県糸島産「山田錦」を55%精米し丹念に仕込んだ、フルーティーな香りのお酒です。甘くもなく辛くもなく、大変飲みやすいお酒に仕上がっています。
更新日時 : 2018年02月16日
カテゴリ : 日本のお酒