コート・デュ・ローヌはボルドーと並ぶワインの大生産地です。ローヌ川流域はフェニキア時代より貿易で栄えていましたが、フランスで最も早くワインを生産した地でもあります。このローヌ川に面するローヌ、ロワール、ガール等の6県に及び、地域内で比較的良質なワインを作る16の地区は、コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュというAOC(フランスの農業製品、ワイン、バター、チーズなどに与えられる品質認証)を名乗ることができます。シャトー・エグヴィルAOCコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ2012は、コート・デュ・ローヌの中心部に位置するシャトー・エグヴィルが2012年に生産したワインで、オランジュ・ワインコンクールで金賞を受賞しています。グルナッシュ50%、シラー30%の葡萄を使用し、高貴さを感じさせるエレガントなワインです。深いルビーカラーで、スパイシーなブーケとともにチェリーやラズベリーなどの赤系果実のアロマが華やかに香ります。果実味と酸のバランスが絶妙で長い余韻が残るでしょう。
更新日時 : 2016年03月22日
カテゴリ : 世界のお酒