連日熱帯夜が続いていますが、カンパリの苦みが爽やかさを生み、ぐっすりと眠れること請け合いです。カンパリ30ml、ソーダ 90ml、ミントの葉 15枚程度、ライム 1/8カット、砂糖 ティースプーン1杯を用意して、グラスにもんでちぎったミント、ライム、砂糖、カンパリを入れて軽くすりつぶします。氷を入れてソーダを注ぎ、最後にミントの葉(分量外)を飾ると、カンパリ・モヒートの出来上がり。ミントとライムの爽快さと、カンパリのほろ苦さが爽快さを求める方にぴったりです。食事ともあいます。
1860年イタリアのトリノでバーテンダーをしていたガスパーレ・カンパーリがビッテル・アルーソ・ドランディア(オランダ風苦味酒)と名付けて売り出し、その後息子のダーヴィデ・カンパーリがカンパリと名前を変えました。ダヴィデ・カンパリ社は現在ではベルモットのチンザノ、ウオッカのスカイウオッカなどを傘下におさめる一大グループです。カンパリは60種類にのぼる材料を使うビター系のリキュールで、鮮やかな赤い色と苦味を特徴としています。通常何かと割ったり、カクテルのベースとして使われることが多いですが、ストレートやロックで飲むこともできます。イタリアでは白ワインと1対1で飲むことが多いようです。
更新日時 : 2016年08月13日
カテゴリ : 世界のお酒