岩国で、昭和34年森乃井酒造を継承した村重酒造は、九州では殆ど無名の状態ですが、実は山口県で五橋、獺祭に並ぶ銘酒を生産している酒造メーカーです。古来、黒松は式典、結婚式等お祝い事には必ず飾られた喜びを象徴するもので、村松酒造の酒を飲む事によって皆様により多く幸せがもたらされる様、金冠を上に載せ金冠黒松と名付けた清酒を主力としています。金冠黒松は,全国酒類コンクール、IWSC等で最高金賞、1位等を数多く受賞しております。村松酒造の蔵は日本三名橋の一つ「錦帯橋」の上流約5キロにさかのぼった山あいに位置し、寒冷清涼、豊富な水を利用し酒造りをしております。さて、今回は麹米には西都の雫を使用し、錦川の伏流水を用いて仕込んだ純米酒、金冠黒松純米酒を紹介します。ふくよかな米の香りと、純米酒ならではの味わい深さを持つお酒です。冷やでも燗でもお楽しみいただけます。 癖が無く、毎晩の晩酌で普通に楽しんで戴きたい逸品です。