日本のお酒

福岡県城島の比翼鶴酒造の純米酒が旨かったお話を以前しましたが、この比翼鶴 純米無濾過生原酒のコクにもうならされました。精米歩合70%の純米酒です。しぼりたての原酒をなんの処理もせずそのまま瓶に詰めたお酒です。要冷蔵が難点ですが。アルコール度数は18度で、パンチの効いた味わいが楽しめます。ハッキリ言うと呑兵衛(のんべえ)のためのお酒です。

 

更新日時 : 2018年05月04日
カテゴリ : 日本のお酒

梅生産量日本一の紀州の南高梅よりも、2番目の白加賀の方が古いですね。加賀藩邸に植えられていた白梅、通称「加賀の白梅」が後に「白加賀」と呼ばれるようになったという説がありますが、実話かどうかは定かではありません。江戸時代から関東地方を中心に栽培され、国内梅栽培の主要品種の一つであります。耐病性は強いですが、貧産性であり、さらに収量の年次変動が激しいという難点があり2位に甘んじています。花は白の一重、果実重25~30gです。雄性不稔性のため受粉樹が必要であり、また他品種の受粉樹には使えません。さて、白加賀でつくった梅酒は、群馬県榛名山麓で育てた梅の名品「白加賀」を100%使用しています。甘みと酸味のほど良いバランスが特徴で、ロックはもちろん、ソーダ割りやカクテルベースなど、様々な飲み方でお楽しみいただけます。健康にも良いですよ。

 

 

更新日時 : 2018年03月30日
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江戸時代享保二年(1717年)、初代高橋六郎右衛門が米どころ八女で造り酒屋蔵元繁桝を開業するところから高橋酒造の歴史は始まります。その後、九代目竹吉による基礎固めや十代目繁太郎の会社組織への改組など様々な変遷を経て、今日の十九代目に至ります。繁桝では福岡県産(山田錦・雄町・吟の里・夢一献)を使用しています。繁桝ではカリウム、リン酸、マグネシウムを適度に含んだ矢部川の伏流水を使用しています。さて、繁枡の基本となる看板商品である繁枡手作り本醸造のしぼりたてをご紹介しましょう。普通、醪(もろみ)が出来上がると、味や成分をチェックした後、搾りの工程に入ります。醪(もろみ)を酒袋に入れて圧搾することによって原酒と酒粕に分けられます。その後、雑味を取り除く濾過、発酵を止める火入れを経て熟成のために貯蔵。そして瓶詰めされて、繁桝の銘が施され出荷されていくのです。その熟成のための貯蔵を省いたのが、繁枡しぼりたてです。若さ溢れる瑞々しいスッキリした口あたりで常温、冷酒はもちろん、燗酒でも美味しいですね。日本人はやはり清酒。お試しあれ。

 

更新日時 : 2018年03月16日
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