明治35年以来、高千穂酒造は焼酎造り一筋に励んでいます。さて、この度本格麦焼酎白麹高千穂は、iTQi(国際味覚審査機構)2018で 優秀味覚賞 2ツ星 を受賞しました。大麦の白麹100%で仕込んだ本格むぎ焼酎です。原料の特性を活かす酵母菌を使い、低温発酵で、ゆっくり旨みを引き出しました。柔らかさと甘さの相乗効果で、どんな食事とも相性がよく、いろいろな飲み方にマッチします。
更新日時 : 2018年10月12日
カテゴリ : 日本のお酒
先日、ブラタモリの鳥取砂丘編で、約2万5000年前に姶良(あいら)大噴火と呼ばれる噴火で鹿児島姶良から飛んできた火山灰が鳥取砂丘の重要部分を担っている話が放送されました。その鹿児島県姶良市で明治2年西南戦争以前に白金酒造は創業しました。蔵の在所は「富の重なる地」『重富』で、峻険な吉野山系の麗にあります。山を渡ってくる風は澄み、仕込み蔵は清らかな空気に満たされています。山裾ではあちこちで清水を目にし、ここが水処である所以となっています。ブラタモリ風に言えば、姶良カルデラの恵みでしょう。旨紫(うまし)は、ポリフェノールの一種であるアントニアシンをふくんだ、紫芋「ムラサキマサリ」を使用しています。果実酒を連想するような口当たり、フレーバーな香りが特徴の焼酎です。すっきりした甘みのある上品な焼酎を目でも楽しんで頂くために、透明な瓶を使用し、ラベルも上品な仕上がりになりました。一度ご賞味ください。御気に入ること請け合いです。
更新日時 : 2018年09月28日
カテゴリ : 日本のお酒
奥の松酒造は、享保元年(1716年)創業で福島県二本松市に300年ほど酒造りを営んでいます。
さて、高村光太郎は智恵子抄で次の歌を詠みました。
あどけない話
智恵子は東京に空が無いといふ、
ほんとの空が見たいといふ。
私は驚いて空を見る。
桜若葉の間に在るのは、
切っても切れない
むかしなじみのきれいな空だ。
どんよりけむる地平のぼかしは
うすもも色の朝のしめりだ。
智恵子は遠くを見ながら言ふ。
阿多多羅山の山の上に
毎日出てゐる青い空が
智恵子のほんとの空だといふ。
あどけない空の話である。
この句の美しき阿多多羅山をイメージして、奥野松酒造は吟醸あだたらと言うトロフィー受賞酒を造りました。ふくよかで爽やかな香り、なめらかなのどごしです。冷で楽しむ晩酌などにおすすめの吟醸酒です。更に、吟醸あだたらが、なんとトロフィー受賞酒から選ばれる”インターナショナル・ワインチャレンジ2018”、世界No.1の称号である”チャンピオン・サケ”を獲得しました。そして、720mlで1,080円と言うお手頃の価格です。最高峰のお味を今こそお確かめください。
更新日時 : 2018年09月14日
カテゴリ : 日本のお酒