チャールストン・フォーリーズは、フランスのリキュール界の名門マリー・ブリザール社が、1986年フランスで発売したトロピカル風味のリキュール(日本では1989年発売)です。原料は、グアバ、アプリコット、パッションフルーツ、ピーチ、マンゴー、パイナップルなど、多彩なトロピカル・フルーツを混然一体、バランスよく配合したものです。酒の色は、黄金色。コアントローを使用したカクテルです。シェーカー型のメタリック・シルバー・ボトルはメッキガラス製です。ラベルはアール・デコ調のデザイン。ユニークなパッケージなので、バーの酒棚によく映え、空港の免税売店でも人気があります。
更新日時 : 2019年09月13日
カテゴリ : 世界のお酒
今から40年前、ワイン生産販売のために結集した生産者連合ラ・ヴィコンテがあります。それは南仏ラングドックの中心部モンペリエ近郊、45の村々の約2000もの小規模栽培農家が参加し、8000haのブドウ畑を育てています。 世代を越えて受け継がれてきた郷土愛を胸に、若い醸造家チームや販売チームが、あらゆるノウハウやアイデアを結集し、様々なニーズに応えています。ラングドック最大の盆地の一つであり、5つの醸造所を抱えるラ・ヴィコンテは優れた品質のワインを識別し選出する、傑出した力があります。
さて、ラ・ヴィコンテのレストカド カベルネ ソーヴィニヨンをご紹介しましょう。名前のレストカドとは、闘牛における最後のとどめの一撃の意です。牛肉料理とのマリアージュを考えて造られた特別ワインです。紫の輝き持つダークレッドの色合い。カシス、ブルーベリー、チェリー、プルーンジャム、ブラックペッパー、リコリスの風味が入り混じる複雑なアロマ。 バランス良くソフトなタンニンが心地よい味わいはパワフルかつエレガント。果実とスパイスの風味あふれる非常に長い余韻が楽しめます。
更新日時 : 2019年08月30日
カテゴリ : 世界のお酒
「赤ひげ診療譚」や「樅ノ木は残った」等多くの時代小説を描いた山本周五郎は、オールドパーをこよなく愛し、小説を書きながらオールドパーを飲んでいたことは有名です。19世紀末オールドパーの創業者のグリーンリース兄弟は、ウイスキーに不朽の価値を与え、末永く後世に届けたいとの願いを込めて、当時ロンドンで人気を博したブレンデッドウイスキーに「オールドパー」と名づけました。「オールドパー」とは、15世紀から17世紀にかけて152歳の長寿を全うし、英国史上最長寿といわれた伝説の人物「トーマス・パー」の愛称です。オールドパーのラベルには、彼の生きた年号(1483-1635)と、10人の英国王の時代に生きたという伝説が記されています。彼の長寿をウイスキーの熟成に、培ってきた叡智をブレンド技術になぞらえて、まさに時代を超えて愛されるスコッチウイスキーが誕生したのです。バロック派を代表する画家のルーベンスによって描かれた彼の肖像は、時代を超えて誇り高く伝えられた継承のしるしとして、今もなおボトルに描かれています。オールドパー12年は調和のとれた柔らかな味わい、奥行きのある香りと長い余韻は、和食とも好相性です。ブラッドオレンジや金柑のすっきりした甘さと、ほのかな蜂蜜の香り。柔らかな舌触りの先に、暖かみのある余韻が続きます。水を加えることで心地よい香りがさらに広がり、最後にかすかなスモーキーさが感じられます。ストレートやロック、ソーダ割りの他、ウイスキー1:水2の水割りでお楽しみください
更新日時 : 2019年08月02日
カテゴリ : 世界のお酒