ボルドーはフランスがガリアと呼ばれていた紀元前300年位前からワインの生産地、交易港として栄えてきました。その後、ローマ帝国となり、ゲルマンのゴート族に支配され、イスラムにも占領され、ヴァイキングの侵略も受け、そのあげくフランスとイギリスの争奪戦の的となり、結局フランスの統治下に落ち着いても、1871年普仏戦争の敗勢のためボルドーに臨時フランス政府が置かれるまで度々フランス政府に敵対していました。歴史に翻弄されながらもボルドーを支えたのはワインでした。さて、18世紀にシャトー・ランシュ・パージュと言う醸造所を所有し、ボルドー随一の銘醸地として名高いポイヤック村の村長も務めたミッシェル・リンチ氏に由来するミッシェル・リンチは、ボルドーと言う地味の豊かさと多様性を十分に反映するワインとして、1985年にリリースされました。ボルドーの伝統を受け継ぎながらも、カジュアルで親しみやすいワイン、それがミッシェル・リンチです。赤はミディアムボディに、白はドライな味で現代人向けと言えましょう。
更新日時 : 2015年12月20日
カテゴリ : 世界のお酒
パーティを盛り上げてくれる乾杯飲料シャンメリーEXホワイトです。お子様、運転される方、そしてアルコールが駄目な方までOK。クリスマスにも忘年会新年会にも最適です。
更新日時 : 2015年12月15日
カテゴリ : いろいろ
激怒はジョージの蒸留所への破壊行為や彼への暴力行為へとエスカレートし、彼の命まで狙われることになりました。ジョージは、ピストルを持ち何度となく発砲までして、反撃しましたが、1871年彼が亡くなるまで決着はつきませんでした。蒸留所は、彼の息子ジョン・ゴードン・スミスが引き継ぎました。ジョンが引き継いだとき、配送船の水夫たちが輸送の間に樽からウイスキーを吸い上げたり、競合の蒸留酒造業者は自分のボトルにグレンリベットのラベルを貼っていました。
1876年、ジョンは模造品の製造に終止符を打つために、グレンリベットの名前をトレードマークにするための申請をしました。長年の訴訟の結果、ジョンは、自分の蒸留所製造のウイスキーを「ザ・グレンリベット」と呼べる占有権を勝ち取りました。ジョージ・スミスのウイスキーである本物のグレンリベットだけが、定冠詞THEを付けることができたのです。
更新日時 : 2015年12月12日
カテゴリ : 世界のお酒