酒店日記

一耕山形県の有名地酒酒造会社に出羽桜酒造があります。地酒は、その土地の酒の意味ですが、江戸時代に伏見(京都)、灘(兵庫)、西條(広島)が三大銘醸地であったため、それ以外の場所で造られたお酒を地酒と呼び、少し格の低いものとして扱われていました。しかし、昭和の終わりに地酒ブームが起こり、地酒が一気に注目されるようになりました。そして、吟醸部門では出羽桜酒造、普通酒部門では朝日酒造(新潟県で、久保田が代表的)が人気を独占していました。この出羽桜酒造では桜花吟醸酒が代表的ですが、吟醸酒以外のお酒も月山や最上川を背景にして造られるせいか、杜氏さんが優秀なせいか、どれも一つ一つに個性があり、違った味わいが楽しめます。大概の蔵元のお酒はどうしてもその蔵元の味わいがあり、種類の違ったお酒を造ってもどこかに独自の味わいが出るのですが、出羽桜酒造にはそれが大変少ないのです。今回ご紹介するのは、特別純米酒一耕です。米と米麹だけを使用原料とし、60%以下の精米をし、特別な製造方法をとって特別純米酒を生産しています。一は始まり、耕すは米の文化、つまり大地の温もりが感じられるやわらかな味わいを感じられる純米酒として名付けられました。日本酒度+3、アルコール度15.5度、精米歩合55%とバランスがとれた、美味しいお酒です。冷やからお燗まで楽しめます。

更新日時 : 2016年01月24日
カテゴリ : 日本のお酒

三岳三岳1.8Lがやっと入荷しました。ただ、入荷量は半分でした。また若干値上がりしております。天災のための減産で、ご迷惑をおかけいたします。900mmは前の分の在庫がもう少しありますので、まだ値上げはしておりません。

 

更新日時 : 2016年01月23日
カテゴリ : 入荷情報,日本のお酒

ワイルドターキー8年ワイルドターキー8年 (2)ワイルドターキー8年の封印シールに101と印字されています。これは、酒の強さの指標であるアルコールプルーフを示しています。そして、アメリカのUSプルーフは、アルコール度数を2倍した値です。従って、101ですと、50.5度です。以前ウイスキーのアルコール度数はたいていは43度でした。それが、低アルコール飲料が好まれ始めたせいか現在の殆どのウイスキーは40度になりました。この低アルコール時代に、80年ほど前の蒸留所オーナーであるトーマス・マッカーシーが野生の七面鳥狩りに1本のバーボンを携えそれを喜んだ狩り仲間が、そのバーボンをワイルドターキーと呼び始めたそのままの伝統を受け継いでいます。アルコール度数が強いと、コクが出て、味わいが増します。。ワイルドターキー8年は高いアルコール度数にもかかわらず、例外的に繊細な味わいを持つ8年熟成のバーボンです。そして、その深い琥珀色はクロコダイルスキンと呼ばれ、最も深く内側を焦がされたオーク樽からの恩恵です。強烈なインパクトのあるフルボディテーストを持ちながら、心地よい甘さとコクが、口の中で長く余韻を残します。アウトドア派は一度お試しあれ!

 

更新日時 : 2016年01月20日
カテゴリ : 世界のお酒

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