明治35年以来、高千穂酒造は焼酎造り一筋に励んでいます。さて、この度本格麦焼酎白麹高千穂は、iTQi(国際味覚審査機構)2018で 優秀味覚賞 2ツ星 を受賞しました。大麦の白麹100%で仕込んだ本格むぎ焼酎です。原料の特性を活かす酵母菌を使い、低温発酵で、ゆっくり旨みを引き出しました。柔らかさと甘さの相乗効果で、どんな食事とも相性がよく、いろいろな飲み方にマッチします。
更新日時 : 2018年10月12日
カテゴリ : 日本のお酒
国産ウイスキーの原酒が足りなくなり、サントリーの響17年と白州12年が販売休止になっています。そして、山崎12年の値段が輸入高級スコッチウイスキーの17年や18年よりも高いという現象が起きています。でもプレミアムのついた稀少の山崎12年を探すよりも、すぐ手に入って安くて美味しいウイスキーを飲んだ方がお得ですがねえ。ザ・グレンリベット18年が山崎12年に劣ると考える人は誰もいないでしょう。それなのに、ザ・グレンリベット18年は現在山崎12年よりも時価は相当に安いですよ。ザ・グレンリベット18年を注いだグラスの色は、15年よりも更に濃い琥珀色です。熟成年数の長さが窺い知れます。香り立ちは12年や15年と違いはないものの、やや洋ナシに似たものが加わった様な印象です。口に含んでみると、刺激が少なく飲みやすいですねえ。それから2秒ほど経つと、これまで凝縮されていた旨みや風味が一気に開放され、ぱぁっと花が咲いた様な華やかな印象になります。そしてこれが余韻として長い間口の中に留まり続けます。これが18年以上熟成された味かと納得できます。ザ・グレンリベット18年の方がお得ですぞ!
更新日時 : 2018年10月05日
カテゴリ : 世界のお酒
先日、ブラタモリの鳥取砂丘編で、約2万5000年前に姶良(あいら)大噴火と呼ばれる噴火で鹿児島姶良から飛んできた火山灰が鳥取砂丘の重要部分を担っている話が放送されました。その鹿児島県姶良市で明治2年西南戦争以前に白金酒造は創業しました。蔵の在所は「富の重なる地」『重富』で、峻険な吉野山系の麗にあります。山を渡ってくる風は澄み、仕込み蔵は清らかな空気に満たされています。山裾ではあちこちで清水を目にし、ここが水処である所以となっています。ブラタモリ風に言えば、姶良カルデラの恵みでしょう。旨紫(うまし)は、ポリフェノールの一種であるアントニアシンをふくんだ、紫芋「ムラサキマサリ」を使用しています。果実酒を連想するような口当たり、フレーバーな香りが特徴の焼酎です。すっきりした甘みのある上品な焼酎を目でも楽しんで頂くために、透明な瓶を使用し、ラベルも上品な仕上がりになりました。一度ご賞味ください。御気に入ること請け合いです。
更新日時 : 2018年09月28日
カテゴリ : 日本のお酒