I.W.ハーパーはドイツからのアメリカ移民、アイザック・ウォルフ・バーンハイムの手によって生まれました。粗悪なバーボンが幅をきかせていた時代に品質にこだわり、1877年遂に完成したそのバーボンに、彼のイニシャルである「I.W.」と無二の親友フランク・ハーパーの名前を冠し『I.W.ハーパー』と名付けました。1885年ニューオーリンズの万国博覧会で金賞を受賞。その後も様々な博覧会で金賞を受賞したことからそのメダルを称してゴールドメダルと呼ばれるようになりました。I.W.ハーパー ゴールドメダルは、洗練された味わいのスタイリッシュバーボンです。アルコール度数は40度ですから日本人に人気があるはずです。I.W.ハーパーといえば、ソーダ割りが定番です。I.W.ハーパー:ソーダ=1:4で雑味のないスッキリとした味わいをお楽しみください。ほのかに甘みを感じるスムースですっきりとした味わいです。
更新日時 : 2017年10月13日
カテゴリ : 世界のお酒
少年少女のころ、椋鳩十先生のいろいろな動物記を読み、感動して心をふるわせた方は多いと思います。さて、その椋鳩十先生を中心とする選者が、「薩摩に双つと無い」という意味でさつま無双と言うネイミングをした焼酎があります。昭和41年5月、鹿児島県の代表的特産品である「焼酎」を広く県外・さらに世界へと広める為に、県・市・各機関の要望と鹿児島酒造協同組合傘下の全業者の協力のもと、作り出された焼酎がさつま無双です。その後昭和45年10月、株式会社に組織変更し、その代表銘柄名を冠して「さつま無双会社」として今日に至っております。さて、アメリカンオークで4年熟成し、樫樽貯蔵特有のアロマの香りとまろやかで甘く古酒ならではの深みが特徴の芋焼酎が樽囲いさつま無双です。樽貯蔵焼酎の単一樽のみ使用し、“焼酎のシングルカスク”をコンセプトにした、樽囲いです。ロックやソーダ割りでお楽しみいただけます。
更新日時 : 2017年10月06日
カテゴリ : 日本のお酒
チリが農業やワイン産地として特別な場所になれたのは、極端なまでにユニークな地理的条件があったからに他なりません。アタカマ砂漠、アンデス山脈、パタゴニアの氷河、そして太平洋の大海原によって形作られた天然の境界線は、チリを手つかずの場所として守り続けてきました。19世紀、ワインの歴史上最悪の危機であったフィロキセラ禍((ブドウネアブラムシがブドウの木を枯死させる)によってヨーロッパを中心に世界中の葡萄畑が壊滅的な打撃を受けた時も、チリはその難を逃れることが出来たのです。さて、ピノノワールはカベルネソーヴィニヨンと並ぶ赤ワインの代表的品種です。ピノノワール種を用いた赤ワインは比較的軽口で、渋み、タンニンが少ないので日本人には飲みやすいかもしれません。ただ、酸味が強いものがありますので、ご注意を。そして、栽培にはやや冷涼な気候を好み、高温多湿には特に神経を使います。従って、チリのセントラルバレーは、暖かな日差しと冷涼な気候の組み合わせですから、ピノノアールには最適と言えましょう。マンクーラ ガーデアン レゼルヴァ ピノノアールは、タンニンが控えめで、若干甘く、一寸シャープでフルーティです。テーブルワインとして、お薦めです。
更新日時 : 2017年09月29日
カテゴリ : 世界のお酒