酒店日記

日本酒のスパークリングと言えば、すず音や澪のようにアルコール度数5度が主流でした。確かに若い女性を中心にその軽さが人気の的です。しかし、シャンパンやワインのスパークリングは15度前後の本格的なものです。日本酒でもワインのスパークリングに匹敵するものが飲みたいと思っていた人向けに、IWC2013でチャンピオン酒を生んだ八女の喜多屋は、寒山水スパークリング200㎜を造りました。寒山水スパークリング200㎜は、厳選した酒造好適米「山田錦」「五百万石」を55%に磨いた、軽やかな香りとキレの良い風味を引き出した純米吟醸「寒山水」に炭酸ガスを吹き込んだアルコール度数14~15度のしっかりとした飲みごたえあるスパークリング日本酒です。食前酒でも食中酒でも、女性にも男性にもお薦めのスパークリング日本酒です。

 

更新日時 : 2017年04月21日
カテゴリ : 日本のお酒

 17世紀に帝政ロシア支配下のウクライナ地方で誕生したペルツォフカはその後ウクライナの酒としてロシアの酒として発展してきましたが、ロシアのほうではソ連時代1931年に2本の赤唐辛子の絵がシンボルマークとして使われるようになり、国家公団サユーズプロドインポルトのブランドとして定着し、今に至っています。ウオッカは、じゃがいも、小麦、大麦、ライ麦など穀物を主原料にした蒸溜酒で、基本的には無色透明、白樺の炭で濾過されるため、本来は無臭といって良いほどクセがありません。これに果実などを漬け込んだり、樽熟成させたりすることで、色、香りを付けたものをフレーバーウオッカと言います。その代表的なウオッカが、ペルツォフカです。ホットでスパイシーな明るい琥珀色のウォッカです。赤唐辛子、コショウなどを漬け込んだ浸酒を加えピリ辛でパンチがあります。ロシアのペルツォフカの特色は糖分が入っていない分、ピリ辛により切れ味があり、すっきりしていることです。そのため、ウォッカの定番カクテルのひとつである「ブラディ・メアリー」(トマトジュース割り)のベースとして使うとほかのスパイスを加えることなくおいしいカクテルができるので、日本では「ブラディ・メアリー」のベースとして非常に人気があります。ロシアでは風邪の薬としてストレートで飲まれることが多いそうです。

更新日時 : 2017年04月14日
カテゴリ : 世界のお酒

九州の「穀倉地帯」筑後平野を貫く、九州一の大河筑後川の下流、福岡県三潴郡(みづまぐん)城島郷にて、明治8年池亀酒造は創業しました。高精白の丸米を使用し、まるで吟醸酒を造るように丁寧に手間をかけて仕込んだ米焼酎が吟香焼酎川(かわ)です。花のような香りと、淡雪のようにふわりと柔らかな口当たりが特徴です。 すきとおった素直な米の旨みは一膳のご飯のごとく、すき焼き、 味噌・醤油の煮込み料理や、野菜料理との相性がいい米焼酎です。ロック、水割り、ともにおすすめです。アルコール度数20度ですから、お酒に弱い方にもおすすめです。池亀の蔵の前を流れる、筑後川をイメージした吟香米焼酎をよろしく!

更新日時 : 2017年04月07日
カテゴリ : 日本のお酒

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