日本のお酒

 

男山は、1661年(寛文元年)に五摂家筆頭の近衛家が伊丹の領主として清酒(日本酒)の醸造を推奨した頃に誕生しました。男山の造り酒屋「木綿屋山本本家」は元禄から享保にかけて最盛期を迎え、江戸幕府の第8代将軍・徳川吉宗の御膳酒になったと伝えられているほか、下り酒のブームを巻き起こして元服の祝儀の定番になりました。こうして「男山」の酒名は美酒の代名詞となり、醸造家たちが次々に自分たちの酒に冠していきましたが、その後の灘酒ブームなどにより木綿屋山本本家は明治の初頭に廃業しました。昭和になると旭川の酒屋「山崎酒造」が木綿屋山本本家の末裔を訪ね当てたことで正統・男山が復活しました。従って、全国各地に「男山」の銘を使用した酒や蔵元がありますが、男山株式会社が本家を伝承しているのです。旭川は、大雪山の伏流水と清酒醸造に適した冷たい気候風土に恵まれています。さて、国芳乃名取酒は日本酒度10度の大辛口の特別純米酒ですが、キレの良い辛口で、北海道の郷土料理ルイベ、いかソーメン、酢味噌和え(ぬた)などととてもよく合うお酒です。実は、小倉出身の元相撲取り森山さんが生前大変愛されたお酒で、美味しいお酒を飲み慣れている相撲界で大変人気のあるお酒だそうです。

 

 

更新日時 : 2017年10月27日
カテゴリ : 日本のお酒

赤霧島ムラサキマサリ赤霧島の原料ムラサキマサリは紫芋の品種です。紫芋の肉色は紫、ブルーベリー同様植物に含まれるポリフェノールの一種アントシアニンをたっぷり含んでおり、アントシアニンはその強い抗酸化作用により老化防止、血液サラサラ、目の健康を維持する働きが大きいと言われています。それでは、なぜ紫芋のムラサキマサリを使った赤霧島は、紫霧島ではないのでしょうか。それはアントシアニンと麹が反応して、もろみが赤くなるからです。ぜひ味も良く健康に良い赤霧島をお召し上がりください。

赤霧島は市場に多く出回るようになりましたが、慣れても美味しいですね!

更新日時 : 2017年10月21日
カテゴリ : 入荷情報,日本のお酒

少年少女のころ、椋鳩十先生のいろいろな動物記を読み、感動して心をふるわせた方は多いと思います。さて、その椋鳩十先生を中心とする選者が、「薩摩に双つと無い」という意味でさつま無双と言うネイミングをした焼酎があります。昭和41年5月、鹿児島県の代表的特産品である「焼酎」を広く県外・さらに世界へと広める為に、県・市・各機関の要望と鹿児島酒造協同組合傘下の全業者の協力のもと、作り出された焼酎がさつま無双です。その後昭和45年10月、株式会社に組織変更し、その代表銘柄名を冠して「さつま無双会社」として今日に至っております。さて、アメリカンオークで4年熟成し、樫樽貯蔵特有のアロマの香りとまろやかで甘く古酒ならではの深みが特徴の芋焼酎が樽囲いさつま無双です。樽貯蔵焼酎の単一樽のみ使用し、“焼酎のシングルカスク”をコンセプトにした、樽囲いです。ロックやソーダ割りでお楽しみいただけます。

更新日時 : 2017年10月06日
カテゴリ : 日本のお酒

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