奄美大島開運酒造は、「黒糖焼酎」を通してより多くの人に奄美大島を訪れて欲しいと願い、平成8年に創設した新しい会社です。れんとは、音響熟成という独自の製法で造られた黒糖焼酎です。れんとという酒名は、黒糖焼酎の製造工程において、貯蔵タンクに一定の音響振動を加えて「ゆっくり」と熟成を促すという独自製法から、音楽用語で「ゆるやかに、ゆっくりと」の意味を持つ「Lento」に由来して命名されています。奄美から沖縄の島々の中で最高峰を誇り、手付かずの豊かな大自然をそのまま残す国の天然記念物、固定公園特別保護地区にも指定される湯湾岳の伏流水を仕込水・割水に使用して仕込み、減圧蒸留しました。そして、約3ヶ月間クラシックをを聴かせる事により、自然と音楽のゆりかごの中でゆっくりと熟成されていきます。常に揺るやかな振動を与え分子を小さくする事により、音響振動が熟成を促し、飲み口が円やかになります。更に、香りの良い酵母と味の良い酵母から蒸留した焼酎をブレンドすることで、独自の香りと味わいを生み出しています。マイルドな口当たりは飲みやすく、親しみやすいスッキリとした味わいです。ストレート、オンザロック、水割り、お湯割り、カクテルベースとお好みに合わせて様々な楽しみ方ができます。
更新日時 : 2018年02月02日
カテゴリ : 日本のお酒
180年ほど前、スペインの植民地支配下にあったベネズエラでは、現地民のインディオやアフリカ黒人奴隷がコーヒー・ココアの栽培や金の採掘といった労務に酷使されていました。これを見て立ち上がったのが、のちにコロンビア大統領となったシモン・ボリバルです。
ボリバルは、コロンビア独立軍を率いて戦い、ベネズエラ独立へのきっかけを作りました。1820年代のことでした。この戦いのさなか、ベネズエラ・オリノコ川流域にあるアンゴスチュラの町にあった英国陸軍病院でアンゴスチュラ・ビターズは生まれました。この病院において、ベネズエラ解放軍の軍医として従軍していたドイツ人医師J・シーガート博士が食欲不振・胃の疾患を訴える兵が多いのを見て、1824年にある薬用酒を考案しました。これがアンゴスチュラ・ビターズです。このアンゴスチュラ・ビターズはジェンシアン(りんどう属)を主体に、シナモン・キナ皮・アンジェリカ・コリアンダー・アーモンド・ナツメグ・カルダモンなど各種薬草と香辛料をラム酒に浸漬して作ります。健胃・強壮・解熱の薬効があり、西インド諸島ではマラリアの予防薬として用いている所もあります。また現在でもBarなどでは胃薬的な扱いをしている所もあります。現在は、ベネズエラの政情不安のため、アンゴスチュラ(のちに英雄の名をとってシウダド・ボリバル市と改称)からトリニダードトバゴに移り、生産しています。最近飲み過ぎたというお方は、ジントニックなどに数滴アンゴスチュラ・ビターズを入れて飲んでみたらいかがでしょう。風味もまし、調子もよくなること請け合いです。マンハッタンもいいですよ。
2018年冬季分の茜霧島が入荷しました。
2014年秋より、南国を思わせるような“フルーティーな香り”を特長とする茜霧島を数量限定で、年2回霧島酒造は販売しております。原料芋のタマアカネは高カロテンによる明るく色鮮やかなオレンジ色で、高カロテン種特有の柑橘系の香りがある焼酎を生み出します。酵母には、観賞用サツマイモ「花らんまん」の花から採取した霧島酒造独自の「芋の花酵母」を使用し、タマアカネが持つ香りを最大限に引き出しています。「香り」「味わい」ともに、これまでの「霧島」ブランドの中で最もはなやかな芋焼酎です。『茜霧島』は、フルーティーですっきりとした味わいから、シーフードのカルパッチョやキノコのアヒージョ、ホタルイカのマリネなど、白ワインと相性の良いお料理が食べ合わせとしておすすめです。またドライフルーツやスイーツとの相性も良く、食前、食中、食後のどのシーンでもお楽しみいただけます。