酒店日記

榊莫山(1926年~2010年)は、小学生で書に目覚めました。戦後初めての正倉院展で、長蛇の列に並ぶも時間切れで門前払いを食い、その体験を機に本格的に書を学ぶことになりました。20代で書道界の最高賞を次々と受賞しましたが、伝統と権威を重んじる書道界を32歳で退き、すべての肩書を返上しました。以来、無所属を通しています。「人皆直行、我独横行(人は皆まっすぐ進むが、自分は一人、横に行く)」を座右の銘にしていました。右の「よかいち」の書は、榊莫山が、よかいちの味に惚れ込み、みずから筆を執ったものです。宝酒造は、樫樽でじっくりと熟成させることで生まれる琥珀色の輝きのある贅沢な造りの本格麦焼酎を琥珀のよかいちと名付けました。芳醇な香りと麦ならではのスッキリまろやかな口あたりです。ロック、ハイボール等でお楽しみください。

 

更新日時 : 2017年07月21日
カテゴリ : 日本のお酒

モンテプルチアーノ・ダブルッツォは、イタリア中央部アドリア海沿岸アブルッツォ州で生産される赤ワインまたはロゼワインで、イタリアのワイン法によって、DOCワインに指定されています。使用されるぶどう品種は、モンテプルチアーノ種で、トスカーナ州(州都はフィレンツェ)のモンテプルチアーノの町から導入されたとされています。モンテプルチアーノで生産されるDOCGワインのヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノは、現地でプルニョーロ・ジェンティーレ(Prugnolo gentile)と呼ばれるイタリアで最も人気のあるサンジョヴェーゼのクローンとされていて、「モンテプルチアーノ種」もサンジョヴェーゼの枝変わり(枝だけ突然変異がおこり新種ができた)と見られています。アブルッツォ州で認められている唯一のDOC赤ワインであるため、生産量が多く、手軽なお値段で常用酒として美味しく飲むことができます。

更新日時 : 2017年07月14日
カテゴリ : 世界のお酒

からり芋の醸造を手がけるのは芋焼酎の本場・鹿児島県日置市の小正醸造日置蒸溜蔵です。明治16年創業、120年を超える伝統蔵元である小正醸造の伝統の技と魂は、からり芋の美味しさにもしっかりと生かされています。からり芋は蔵元の技術と原料に特にこだわっています。芋はすべて契約農家の方の畑で獲れたものです。その土は幾度も深く耕やされ、日光をしっかり浴び、酸素をたっぷり含んだ健康な土です。そして畑ごとに最適な肥料を施すなど、よい焼酎造りのために畑作りからはじめています。原料に使われる芋は、鹿児島県産の黄金千貫(こがねせんがん)100%です。契約農家の方が芋成熟時期を見きわめて収穫、翌日には蔵元へと運ばれます。焼酎の出来を左右する芋の「旬」、そして「鮮度」にしっかり気を配っています。蔵元に運ばれてきた芋を、まずチェックします。そして、洗浄時に傷んだ部分を一つ一つ手作業で丁寧に除去していきます。良質な黄金千貫のさらに良いところだけを厳しく選別して、原料に使用しているのです。麹は白と黒の2種類を使用しています。さらに、独自の蒸留器を用い芋本来の風味を残してきれの良い後味に仕上げました。水は、シラス台地でろ過された蔵の地下水を使っています。旬の風味と香りをどうぞお楽しみ下さい。

更新日時 : 2017年07月07日
カテゴリ : 日本のお酒

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