1695年オランダのアムステルダムで、ペトロス・デ・カイパーとその妻アンナ・カスターズは、リキュールメーカーのデ・カイパー社を創業しました。1995年に、創業300年目を記念してオランダのベアトリクス女王より、ロイヤル・デスティラーの称号を授与されています。さて、このデ・カイパー社にシトロンジュネヴァと言うリキュールがあります。オランダ・ジンをベースとして、レモンを主体とする柑橘系の香りを付け、その後、水で希釈(加水)して、さらに砂糖シロップを加えて製品としています。シトロンジュネヴァはロックでも飲めますが、カクテルの材料として使われることが多いようです。ここでは、シトロンソーダのレシピを紹介しましょう。シトロンジュネヴァ45ml、ソーダ45ml、それにレモンジュースを適量加えステアリングすると簡単に出来上がりです。蒸し暑い時には格好のカクテルです。
更新日時 : 2017年06月09日
カテゴリ : 世界のお酒
優れたウイスキーづくりの地として名高いスコットランドのスペイサイドにザ・マッカラン蒸溜所は所在します。この蒸留所は1824年にハイランドで2番目に「蒸溜ライセンス」を取得し、合法的に蒸溜が行える政府登録蒸溜所として発足した、名門の中の名門です。この蒸留所で、、ハロッズのウイスキー読本で「シングルモルトのロールスロイス」と讃えられたザ・マッカランが生産されています。ヨーロピアンオークのシェリー樽原酒、アメリカンオークのシェリー樽原酒、バーボン樽原酒の3つの異なる原酒を絶妙なバランスでバッティングしたユニークな新商品がザ・マッカランファインオーク12年です。シェリー樽原酒由来の味わいにバーボン樽原酒由来のバニラやシトラスが混ざり合った、複雑かつ軽やかな味わいが特徴です。若葉の時期に、古くて新しい高級スコッチをお薦めします!
更新日時 : 2017年05月26日
カテゴリ : 世界のお酒
ジェムソンは1780年に創業し、当初は使っていない樽は蒸留所に放置されており、熟成に使う時に樽の内側を黒く焦がすチャーリングを行って再利用していました。ジェムソン ブラック・バレルは、このチャーリングの製法を受け継ぎ、さらに磨きをかけた商品です。グレーンウイスキーからはバタースカッチやクリーミーなトフィーファッジ、ポットスチルウイスキーからは胡椒のようなピリッとした香味が感じられます。シェリー樽由来の、ネクタリンやアプリコット、完熟したリンゴな ど、みずみずしいフルーツの香りが豊かに広がります。黒く焦がしたバーボン樽がグレーンウイスキーに濃厚なスパイスや香ばしいナッツの香り、バニラの甘さなどを与え、さらに、シェリー樽由来のフルーツのフレーバーが調和します。芳醇で力強く、焦がした木の香りやバニラの余韻が続き、やはりアイリッシュ・ウイスキーは旨い!
更新日時 : 2017年05月12日
カテゴリ : 世界のお酒